英検とTOEIC　違いと点数換算や比較

英検とTOEICはどっちを受けるべきか？英検１級、TOEIC875点の私の感覚で答えます。
また、英検の各級とTOEICの点数換算を私の感覚で答えます。

英検とTOEICの違い

英検とTOEICは比較されることが多いです。

現在日本企業ではTOEICに重きが置かれていますね。

どの会社もTOEIC（L&R）の点数が重視され、英検は存在すらないような扱いですね。

英検とTOEIC（L&R）の特徴を比較していきいます。

	英検	TOEIC（L&R）
リーディング	〇	〇
リスニング	〇	〇
ライティング	〇	×
スピーキング	〇	×
ビジネス英語	〇	〇
日常生活	〇	〇
学術的内容	〇	×
犯罪など社会問題	〇	×
ネガティブな内容	〇	×
試験のレベル	受験級によって異なる	全受験者で同じ

試験の内容が全受験者で同じTOEICは、受験者のレベルが上がるほど勉強に対する効果が薄くなっていくんですよね。

最初はドカンと点数が上がるのですが、800点近辺で点数の伸びが急に停滞してしまいます。

私もそうでした。すぐに停滞してその後英検の勉強をした経緯があります。

TOEICの勉強だけだと点数が停滞する理由

これ、断言できます。

日本語に置き換えて考えてみてください。

「日本語の読みと聞き取り」だけはできるという外国人。ただし自分から言葉を発したり書いたりできない人。

一方で、「日本語の読みと聞き取り」だけでなく「話すと書く」が少しできる外国人。

コミュニケーションがなんとなく取れる感じ。

どっちの外国人が日本語ができると思いますか？

答えるまでもないですよね。

なのでアウトプットの練習って本当に大事です。

オススメはオンライン英会話です。

本当にいい時代になりましたので、是非やってみてください。

どっちがオススメ？　→　英検ですね！

というわけでどちらがオススメかと言われたら、断然英検をオススメします。

ライティングとスピーキングができるようになると、一気にリーディングとリスニングも伸びます。

とりあえずTOEICの点数だけ稼げればよい、という場合でなければ、英語力を底上げする意味でも英検を強くオススメします！

と思うと思いますので、私なりの判断基準を紹介します。

＜英検受験級の判断基準＞

まず英検２級の過去問を見る

２級の過去問で７割以上取れそうなら準１級へチャレンジ

７割が難しそうなら２級へチャレンジ

で良いかと思います。

２級と準１級では語彙のレベルが段違いですので、良いトレーニングになります！

TOEICで伸び悩んでいる方は遠回りに思えるかもしれませんが英検にチャレンジしてみてください。きっとすごい効果を実感すると思います！

TOEICの点数から英検の級への換算

TOEICの勉強だけで英検やオンライン英会話の勉強をしていない人（アウトプット学習なし）、という前提で書きます。

TOEIC860点～990点　→　英検準1級未満

TOEIC700点～855点　→　英検2級未満

って感じだと思います。

アウトプットしていない人のレベルって多く見積もってもこのくらいという感じです。

TOEICの勉強だけで英検は合格できません。絶対に。

英検からTOEICの換算

TOEIC対策なしで受験した場合の点数とお考えください。

英検1級　→　TOEIC880点～

英検準1級　→　TOEIC800点～875点　

ただし、TOEIC対策をしたらプラス50点以上は見込めると思います！

私は色々ミスして手ごたえが悪くて875点だったので、勉強していけばもっと取れると思っています。

英検2級の換算はすみません、、、ちょっとわからないです。

でも600点くらいは軽く取れそうだと思いますけどね。

まとめと巷で言われている換算に対する意見

色んなサイトで換算表が出ていますが、私はTOEIC→英検の換算はかなり低くなると思います。

英検の勉強もそうですが、オンライン英会話は本当に良い勉強になるし楽しいので継続できると思います。

是非オンライン英会話を軸にアウトプットの学習に力を入れて、英検合格や更なる英語力向上に向けて努力を続けてもらえればと思います。