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インドネシア人の話す英語の特徴と聞き取り対策について

英語

本記事のテーマ

インドネシア人の英語の特徴と聞き取りの対策を解説します。

この記事を読めば、

 ・インドネシア人の英語の特徴
 ・リスニングの対策(オンライン英会話:ネイティブキャンプ)

が分かります。

記事の信頼性(誰が書いているのか)

仕事でインドネシア人と英語でやり取りしている筆者が伝えます。
英検1級、TOEIC875点ですが、インドネシア人の英語に苦戦した経験があります。
というか、今も苦戦しています。

東南アジア系の人の英語は癖が強くて聞き取りにくい…

そう感じている方も多いと思います。私もその一人です。

私は英語が好きで勉強を続けてきました。

英検1級、TOEICで高得点を取っていても英語とは全く関係ない業務が続く状態でした。
でもやっぱり英語を使って仕事をしたい、と思って転職しました。

そして英語を活かして転職して、初めての海外とのWebミーティングで愕然としましたね。

( ゚д゚)ポカーンとしてました…

ほんとうに、、、何言ってるんだ…って感じでした。

そこで今回はインドネシアの英語の特徴と対策についてまとめて行こうと思います。

発音の特徴 1.語尾の子音は発音されない

インドネシア国旗

これを知らないと、全く聞き取れないと思います…

例えば、単語の語尾が、「p」 「t」「k」「b」「d」「g」 が語尾にあると、発音されません。

shift → シフ

car park → カーパ

car parkはシンガポールでもカッパって発音しているみたいです(父親談)。

タイでも語尾のgとか子音は発音しないことが多い気がしていますので、東南アジア圏の特徴なのかも?ですね。

発音の特徴 2.θが t になる

think → チンク
anything → エニチング

これくらいなら聞き取れると思います。

実際、私も聞き取れました。

発音の特徴 3.Rがめちゃくちゃ強い

rを猛烈に巻いて発音してきます。

最後の子音が発音されないことも手伝い、firstの単語を聞き取るまで30分かかりました(笑)

first → フォロス って聞こえました。これはrが強い影響もあると思っています。

仕事の時、プロジェクトの段階の話になって、最初に何をやるか、という話だったんですが、
”first step” とインドネシアの方は話していたと思うのですが、私は”forth step”ってずっと聞こえていました…。

なんで始まってもない今から第4段階の話してるんだ…


ってずっと思っていましたが、別の話しになったときに、全く別の文脈で「フォロス」が登場して
あ!!これfirst(ファースト)って言ってる!!! ってようやく気が付きました(笑)

あと、オンライン英会話では、「No.1」を「ナンバルワン」、って言います(笑)

クエスチョン ナンバルワン!

って言われますね。

発音の特徴 4.全部のスペルを読む/ローマ字読みする時がある

アルファベット ローマ字読み

これも困りました。

打ち合わせ中は単語の意味がわからないことが多かったです…

comprehension → コンプレヘンソン
supplement → スプルメン

コンプレヘンソンはなんとかわかりますが、スプルメンはもはや別物過ぎて…

どうやらインドネシア語はスペルをローマ字読みする言語のようです。

そのため英語も母国語の影響でローマ字読みする傾向が強そうです。

ちなみにコンプレヘンソンとスプルメンの発音した人は別の人で、スプルメンの人は訛りが激しいので聞き取れる日本人は少ないらしいです。
でも、現地の偉い人なので、なんとか聞き取れるようになりたい(笑)

発音の特徴 5.vがfになる

Vサイン

virtual → ファーチャル
vendor → フェンダー

私の所感ですが、vがfになるのはそんなに違和感なく聞き取ることができました。

最初の会議の感想

オンライン会議

最初の30分くらいはなんとか聞き取ろうと必死でした。

資料を目で追いながら耳に入ってくるインドネシアの英語を聞き取ろうと…

でも30分を過ぎたころ、強烈な訛りの人が登場して気持ちが切れました…

全く何を言っているかわからなくて…

帰国子女の方も同じ会議に参加していたのですが、この方も最初は全く何を言っているか分からなかったそうです(笑)

他の英語が堪能な方もインドネシアとの一番最初の会議では呆然としていた、と言っていました。

相手が何を言っているかわからず。

何度も聴いているうちに聞き返すこともなく理解できるようになってきたそうです。

この辺りを踏まえると、対策は以下の通りです!

おまけ:入国審査でのやりとり

スカルノハッタ国際空港

始めてインドネシアへ行った時の入国審査で、聞き取れない単語があったので共有します。

私は大体ビジネスで入国するので、その時は入国審査が必要です。

この審査、、、待ち時間が長くて萎えます。1時間とか待ちます。

正直勘弁してほしいです。

ようやく自分の番になって、入国審査で対応してくれる方と話をします。

やり取りは基本的なことです。

目的は?

→ビジネス。

何日間?

→ファイブデイズ。

どこに泊まる?

→ジャカルタ。

と続いていくのですが、最後に

リトゥンデイ?

と聞かれ困ったことがあります。

written day???

なんだそりゃ

とりあえず搭乗券を見せて、written day なるものを見せてみましたが違うようです。

お互い1分くらい困っていました(笑)

すると、向こうが「リトゥン エアープレイン」

といったので、やっと意味が分かりました。

リトゥン=return でした。

帰りのチケットの予約票を見せて無事終了。

思いっきりローマ字読みでした。。。リトゥン。。。

そして無事入国。

大統領たち?も迎えてくれます!

スカルノハッタ国際空港の写真

入国審査は待ち時間が長いので文庫本でも持っていくことをオススメします(笑)

【リスニング対策】ネイティブキャンプでのインドネシア講師を選ぶ!

ここまで説明した内容って、頭でわかったからと言って実際の会話で出くわしたときにすぐ理解できるものではありません。

やっぱり意識的に実践を積むことが必要ですね!

私は座学で調べるだけでなくて、オンライン英会話(ネイティブキャンプ)でインドネシア人講師を選ぶようにしています。

インドネシア人講師の人数は少ないのですが、時間が合えば講師に選ぶことができますのでオススメです。

綺麗な英語を話す講師もいますが、癖のある英語を話すナイスな講師もいます(笑)

会社のWeb会議に出てくる人に比べると訛りが出ることが少ないです。それでも、母国語の影響で割と訛りが出るときがあり練習には丁度良いです!

ネイティブキャンプなら自動録音もあるので、あとから何度でも聞き返すこともできます!

また、インドネシアへ出張した時のために、オススメの料理とかいろいろ聞けますしね!

オススメ料理とか、どこに住んでいるとか聞くと、相手も沢山話をしてくれて盛り上がります。

オンライン英会話の使い方については関連記事を参照してください。

ネイティブキャンプ開始後 オンライン会議でのリスニング

ネイティブキャンプ開始後は、オンライン会議で相手の言うことがよく聞こえるようになりました。

最初は1時間も持たなかった集中力も1時間半くらいのオンライン会議でなんとか踏ん張れるようになりました(と思っている…)。

これからもオンライン会議は沢山あると思うので、ネイティブキャンプを続けた効果は引き続きレポしていきます!

ネイティブキャンプは最初の7日間は無料ですし、無料期間中に解約すればお金はかかりませんので、是非一度トライしてみてください~。



【参考】インドネシア人の英語力

ジャカルタ 写真

インドネシアでは会社を出たら英語は通じない、というのが一般的な理解ですが、日本人と比べてインドネシア人の英語力はどうなんでしょうか。

2022年のレポートは以下の通りです。

英語力の比較 日本とインドネシア

EPIスコアの世界平均は503点ですが、日本は475点、インドネシアは466点と、両国ともに平均を下回る結果となりました。

日本は一つ上ですが微々たるもので、英語力はほぼ同じと考えて良さそうですね。

ただ、私はインドネシアの人の方が英語ができる気がします。

何よりもまず、インドネシア人は英語を喋るときに堂々としてますね。
訛りがあっても恥ずかしがらずに自分の言いたいことをどんどん言っています。
文法が間違っていることも珍しくないのですが、お構いなしで喋ってきます。

ここが日本人と大きく異なる部分だと思います。

また、インドネシアの教育環境を考えると、英語ができる人と出来ない人で2極化しているのではないかと考えられます。

インドネシアのエリート層はシンガポールなどより高い教育を求めて海外へ行く傾向があるようです。仕事で英語を使う層は英語も非常によくできると思います。

日本は東大や京大など国内で高いレベルの教育が受けられるため、海外に出ていく人は少なく、上位層の英語力には大きな差がありそうです。

このへんの状況も踏まえて考えると、ビジネスで会うインドネシア人の英語力は日本人よりも高い、という印象が個人の見解としてはあります。

まとめ

インドネシア モーターボート

インドネシア人の英語には特徴がありますが、どうやら聞いていくうちに慣れていくようです。

確かに会議をファシリテートしていた日本人の方は難なく聞き取っていましたし、聞いていればそのうちわかるようになる、はその通りだと思います。

でも、受け身で会議の機会を待っているだけではなく、自分からオンライン英会話でインドネシアの英語に触れる機会をどんどん増やしていこうと思います!








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