「薄毛治療中だけど、そろそろ子どもも考えたい…」
「AGA治療薬って、妊活に悪影響あるの？」
私自身がAGA治療歴15年以上・妊活歴2年・精液検査20回以上という経験を経て感じたことは、
「正しく情報を知って、戦略的に対処すれば両立は可能」
ということです。
この記事では、AGA治療と妊活を並行して行った体験をもとに、
- フィナステリド・ミノキシジルの妊活への影響
- 精液検査のリアルな数値と改善策
- 筋トレやサプリで得られた効果
- 子どもができた今だから言える本音
をお伝えします。
✔ 筆者プロフィールと背景
- AGA治療歴：15年以上（フィナ・ミノキ併用）
- 妊活開始：30代後半～40代初期
- 受診歴：人工授精含む不妊治療、精液検査20回以上
- 現在：子ども1人、治療継続中（ミノキシジルのみ）
妊活中に実際に効果を感じた2つの対策
✅ その1：筋トレ（特にスクワット・背中・胸）
筋トレは「テストステロン（男性ホルモン）を高める」という視点で見ると、最も効果のある生活習慣改善策だと感じました。
実際、筋トレを継続していた時期は、精液の運動率や濃度が目に見えて改善されていました。
▼ 体感できたメリット
- テストステロン分泌促進
- 精子の質（特に運動率）の向上
- 気分の安定・自信の回復
- 健康的な生活リズムの構築
✅ その2：精子に良いサプリの併用
サプリは、筋トレとの相乗効果を高める形で利用していました。
摂取していた主な成分は以下のとおり：
- 亜鉛（精子形成の必須ミネラル）
- マカ・アルギニン（精子の運動性向上）
- ビタミンE・C（抗酸化作用、DNA保護）
- コエンザイムQ10（細胞のエネルギー源）
「サプリだけで改善！」とは言いませんが、少なくとも「何かやってる感」が精神的にも大きかったです。
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自宅でできる！妊活向け筋トレメニュー【継続が鍵】
私が特に意識して取り組んだのは以下の3種目。
どれも器具いらずで、自宅で無理なく続けられたことがポイントです。
① スクワット（下半身全体）
- 脚は「第二の心臓」とも言われるほど血流に影響
- 下半身を鍛えることで、ホルモンの全身循環が促進されます
② プッシュアップ（大胸筋）
- 自宅でも簡単にでき、フォームさえ意識すれば効果は高い
- 見た目の変化も早く出るのでモチベ維持にも◎
③ スーパーマン（背筋）
- うつ伏せから両手足を反らすシンプルな自重トレ
- デスクワーク中心の方に特におすすめ。姿勢改善にも
筋トレ後30分以内にプロテインを摂取することで、吸収率アップも期待できます。
📌 筋トレのお供に！ おすすめプロテイン一覧
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ミノキシジルは妊活に影響ある？【→基本的に問題なし】
AGA治療の代表的な薬であるミノキシジルについては、私もかなり調べました。
そして、以下のことがわかりました。
- 男性側の使用で胎児への影響は報告なし
- 精液を通して成分が届く可能性も非常に低い
- 造精機能（精子の質や数）への悪影響も見られない
そのため私は妊活中でも、ミノキシジル（塗布タイプ）は継続使用していました。
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フィナステリドは？【妊活優先なら中断を推奨】
フィナステリド（やデュタステリド）は、私の体感でも妊活との相性が良くないと感じました。
▼ 主な懸念点
- 性欲減退・勃起機能低下（私もありました）
- 精子の粘性や色の変化
- 妻の不安（成分の微量移行）
医師の見解では「胎児への影響は極めて低い」とされていますが、それでも私は**“気持ちよく子どもを迎えるために”服用を中断**しました。
精液検査を味方にするという考え方
何よりも有効だったのが、「不安→検査→安心」のサイクルを作ることでした。
- 数値が悪ければ生活改善に役立つ
- 数値が良ければ治療の継続判断に自信が持てる
- 結果に一喜一憂しないために、定期的にチェックする癖を
私のように**20回以上検査したからこそわかる“数値のブレ”**もあり、1回で一喜一憂しすぎない心構えも重要です。
妊活中にAGA治療をやめたらどうなったか？
フィナステリドの服用をやめて、正直髪のボリュームは減りました。
でも、その代わりに得たものは大きかったです。
- 精神的な安心感
- 妻との信頼関係
- 子どもができたときの納得感
「もし継続していたら…」という後悔より、
「やめたうえでこの結果になった」という納得の方が私には合っていました。
まとめ：AGAと妊活は両立できる。でも「工夫」が必要
最後に、妊活中のAGA治療方針を改めてまとめておきます。
| 項目 | 方針 |
|---|---|
| フィナステリド | 妊活の1か月前には中止（医師と相談） |
| ミノキシジル | 外用タイプならOK、内服は避けた |
| 筋トレ | 週3回以上で継続、特に脚・背中・胸を重視 |
| サプリ | 精子の運動率改善に寄与、食生活補助として |
| 精液検査 | 定期的に受診して数値の変化を把握 |
✅ AGA治療は「安心して相談できる環境」で継続すべき
私のように「治療をやめる」選択をするにしても、
「治療を継続しながら妊活する」選択をするにしても、必ず医師に相談して決めてください。
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よくある質問（FAQ）
Q1. AGA治療中でも妊活は可能ですか？
A1. はい、可能です。ミノキシジルは妊活中でも安全に使用できます。フィナステリドは服用を一時中止することで、安全に妊活を進めることができます。
Q2. フィナステリドは妊活中に服用しても大丈夫？
A2. 妊活を優先する場合は、フィナステリドの服用を中止するのが推奨されています。精液中にごく微量ながら成分が含まれる可能性があるため、服用中止から1ヶ月程度の間隔を空けると安心です。
Q3. ミノキシジルは妊活に悪影響を与えますか？
A3. いいえ、男性が使用するミノキシジル（内服・外用）は、妊活中に悪影響を与えることはないとされています。精子の質や胎児への影響も報告されていません。
Q4. 筋トレやサプリは妊活中に有効ですか？
A4. はい。筋トレはテストステロンを高め、サプリは精子の運動率や量を改善する栄養補助として非常に効果的です。実体験としても、検査数値の改善が見られました。
Q5. 妊活中にAGA治療を続けるならどうすればいい？
A5. フィナステリドを中止し、ミノキシジル（塗布）を継続。筋トレ・サプリ・定期的な精液検査を組み合わせることで、安全にAGA治療と妊活を両立できます。
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