英検1級は難関です。
しかし正しい対策をすれば必ず合格できます。
この記事では1回不合格→2回目で合格した私の実体験をもとに、英検1級1次試験の効果的な勉強法・試験対策を詳しく解説します。
英検1級1次試験の結果と体験談
2021年第1回の試験で初めて英検1級に挑戦しましたが、結果は惜しくも不合格でした。
しかしながら、初挑戦にもかかわらず思いのほか手応えを感じることができ、「次回は必ず合格したい」という強いモチベーションにつながりました。

それから、単語力強化・長文読解・ライティング・リスニングと全パートにわたって徹底的に学習法を見直し、効率よく学習計画を立てて挑みました。
2021年第3回の試験では念願の合格を果たすことができました。
中でもライティング力の向上が合格の決め手となり、日頃の学習習慣と試験対策の積み重ねが確かな結果に結びついたと実感しました。

英検1級の効果的な勉強法
単語対策(パス単活用)
- でる順パス単英検1級 5訂版(旺文社) を徹底活用しました。この単語帳は英検1級合格者の中でも圧倒的な支持を得ており、頻出単語の網羅性が非常に高いと感じました。
- 私は40周以上繰り返しました。最初は1日20単語ペースから始め、徐々にペースアップして1日50~100単語の復習サイクルを確立しました。復習のコツは完璧を目指さず、とにかく何度も目にすることにあります。
- 意味をイメージと結びつける工夫もしました。Google画像検索やイラストを活用して単語のイメージを膨らませると、記憶の定着率が格段に上がりました。また、語源や関連語も一緒に覚えることで語彙の広がりを感じました。
- お風呂や通勤時間などスキマ時間を最大限活用し、毎日短時間でも触れ続けることが合格への近道でした。
英検1級の語彙問題(全41問中25問)は合否を左右します。語彙セクションで安定して高得点を狙うためには単語力強化が絶対条件です。
参考書はパス単1択です!
長文読解対策(オンライン英会話)
長文読解対策では、市販の問題集や対策教材に頼らず、あえてオンライン英会話のニュース教材を活用して実践的な学習を行いました。
この方法は単なる試験対策にとどまらず、実際の英語運用力の向上にも非常に効果がありました。
具体的には、
- レアジョブ英会話:「Daily News Article」を毎日1~2本ずつ読み、記事内容の要約やディスカッションを通じて語彙力と読解力を同時に高めました。記事は時事ニュースや社会問題がテーマで英検1級の内容とも親和性が高く、実際の試験でも役立つ知識が増えました。
- ネイティブキャンプ:「デイリーニュース」教材を使い、記事の内容理解と英会話の即応力を鍛えました。講師との会話を通じて、自然な表現や言い回しを学べたのも大きな収穫でした。毎日反復学習することでスピーキング・リスニング・リーディング力を総合的に鍛えることができました。
この学習スタイルは机上の問題演習よりもはるかに実践的で、日々の継続が自然と実力につながると実感しました。
受講中は日課として取り組むことで学習習慣が定着し、英語力全体の底上げに直結しました。
📌 おすすめのオンライン英会話はコチラ!
まずは無料体験から
レアジョブ 7日無料
会員数100万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」
ネイティブキャンプ 7日無料
1週間無料キャンペーンを実施中!
ライティング対策(完全制覇)
英検1級のライティングは合否を大きく左右するパートです。
私にとっても最大の得点源となりました。
ライティング力は一朝一夕では身につかないため、早い段階から対策を始めることが成功のカギです。
- 最短合格! 英検1級 英作文問題完全制覇 を30周以上繰り返しました。最初の10周は模範解答を書き写すだけの練習から始め、徐々に自分の言葉で論点を展開できるようになっていきました。
- トピック30題すべてについてYes/Noの立場を明確にし、どちらの視点でも最低3つの理由を即座に挙げられるよう練習しました。この事前準備が本番での安心感とスピードに直結しました。
- 最終的には25分以内に300語程度のエッセイが完成するようになり、限られた試験時間内でも焦らず書き上げられる力がつきました。
練習の際は論点の組み立て、具体例の選定、論理的な流れを意識することで得点力が飛躍的に向上しました。
特に序論・本論・結論の三部構成を徹底し、一貫性のある意見展開を心がけました。
英検1級合格を目指す方には、早期にライティング対策に着手することを強くおすすめします。
リスニング対策(Audible活用)
リスニング対策では、私は主にオンライン英会話による実践的なトレーニングに加えて、Audibleを活用して英語のリスニング力を強化しました。
Audibleは英語学習者にとって非常に有用なツールで、教材音声だけではなく実際のナレーション付き英語コンテンツを多く聴けるため、自然なスピードやイントネーションに耳を慣らすのに役立ちました。
Audibleのメリット:
- 再生スピード調整が簡単:自分のリスニングレベルに応じて0.5倍〜3倍速まで自在に調整でき、難易度をコントロールできます。
- 巻き戻し機能が優秀:聴き逃した部分をワンタップですぐに戻って再確認できるため、繰り返し学習に非常に便利です。
- オフライン再生が可能:事前にコンテンツをダウンロードしておけば、通勤やジム、カフェなど外出先でも通信料を気にせず学習できます。
- 豊富な英語教材やビジネス書、ニュースコンテンツが充実しており、リスニングの幅を広げるのに最適です。
私は通勤時間や就寝前などのスキマ時間を利用してAudibleを毎日活用し、集中して聞き取る力と長時間英語を聞き続ける耐久力の両方を鍛えました。
↓↓Audible無料体験はこちら↓↓
Audible(オーディブル)を無料で試すまた、リスニングPart1にはリサイクル問題(過去問と同じスクリプト)が出題されることもあります。
英検公式の過去問データも繰り返し活用することで、得点源として安定化させました。過去問+Audibleの併用学習は非常に効果的でした。
私は集めたリスニングの過去問を印刷してノートに貼り付けて繰り返し勉強していました!

英検1級2次試験のアドバイス
2次試験は別記事で詳細解説しています。私は1度受験を見送り、オンライン英会話で徹底練習した後に合格できました。場慣れと自信を持つことが最重要です。
▶ 詳細記事はコチラ >> 英検1級2次試験対策
色々と語りたいことがあり(笑)、別記事にしていますのでそちらを参照してください。
英検1級合格のメリット
英検1級を取得することで得られるメリットは非常に多岐にわたります。
まず最大の効果は、英語読解力・リスニング力への圧倒的な自信です。
英検1級のレベルは高度な学術論文やビジネス文書などにも対応できる英語力が求められるため、日常英会話や仕事での英文メール・資料作成などが以前よりも格段にスムーズに感じられるようになりました。
英語に対する苦手意識が消え、「きっと自分なら理解できる」という自信がつきました。
さらに、英語が得意な人からの評価も大きく変わりました。
TOEICやTOEFLと異なり、英検1級は日本国内での認知度が非常に高く、特に英語学習者や英語教育関係者の間では絶対的な信頼を得られる資格です。
SNSや学習コミュニティなどでも「英検1級取得者」という肩書は大きな説得力と影響力を持ちました。
また、英検1級は履歴書や転職活動での強力なアピール材料にもなります。
私は実際に転職活動の場面で英検1級取得を記載したことで、英語力の証明だけでなく「地道に努力を続けることができる人材」という評価も得ることができました。
外資系企業やグローバル案件への参画機会が広がるなど、キャリアアップのきっかけにもつながりました。
「俺、英検1級だし」という気持ちが、日々の英語学習への前向きな姿勢を生み、自信と継続学習の原動力となりました(笑)
まとめ
英検1級は非常に難関な試験ではありますが、正しい学習法と継続的な努力を重ねることで、誰でも必ず合格できる試験だと私は実感しています。
私自身もこれまでさまざまな難関資格に挑戦してきましたが、その中でも英検1級は最もやりがいがあり、達成したときの喜びは格別でした。
合格した瞬間の達成感と、そこまで積み重ねてきた努力が報われた感覚は今でも鮮明に覚えています。
本記事では、私の試験体験と実践してきた効果的な学習法をできる限り具体的にまとめました。
これから英検1級に挑戦する皆さんの学習計画やモチベーション維持の一助になれば幸いです。
ぜひ、記事の内容を参考にしながら、自分に合った合格戦略を作り上げてください。
努力の積み重ねは必ず結果につながります。最後まで諦めず、自分を信じて取り組んでください。心から応援しています!
📌 おすすめのオンライン英会話はコチラ!
まずは無料体験から
レアジョブ 7日無料
会員数100万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」
ネイティブキャンプ 7日無料
1週間無料キャンペーンを実施中!
コメント