ご縁があって、企業から業務委託でIT英語の翻訳をする仕事を副業で頂くことができました。
今回の仕事を始めるに至った経緯、翻訳家デビュー戦の感想などを綴っていきたいと思います。
自己紹介
・英検1級
・TOEIC875点
・ITエンジニアでIT関連資格多数
・海外出張や英語でのオンライン会議での英語使用経験(IT関連業務)
翻訳家としては英語力はさほど高くないと思います。
私が評価されたのはITエンジニアとしての経歴がメインで、プラスアルファ英語もできるという点だったと思います。
翻訳家になるための一般的な流れ
詳細は他のサイトに情報が沢山ありますので詳細は割愛しますが、
1:翻訳会社のトライアルに合格
2:翻訳会社に翻訳者として登録
3:翻訳会社から仕事の紹介をうける
の流れが一般的なようです。
実績がないと3の仕事を受ける、が難しいかもしれません。
実は今回はこの流れではありません。
私も今後トライアルをいくつか受けて、どのくらい難しいのか検証してみたいです。
私の場合(翻訳会社から仕事の紹介を受けるまで)
ビジネスマッチングサイトを眺める
私は、クラウドワークスやランサーズなど沢山あるビジネスのマッチングサイトで、翻訳の仕事をたまに眺めていました。
仕事の依頼が多く、簡単に依頼が見つかり内容が確認できるの最大のメリットなのですが…
沢山の仕事の依頼を見て、作業量と作業時間、案件を競うライバルの経歴をイメージするうちに、
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個人からの仕事の依頼は価格競争になりやすくて、実働時間の割には稼げないかも
とか
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競争率が激しくて、実績0の初心者には仕事の依頼がないかも
などと思うようになりました。
ちょこちょこ応募を繰り返しますが、全く反応がないことも多数で、だんだん諦めかけておりました。
企業からの依頼を発見 → 応募!
そんななか、企業からの依頼と思われる案件を発見しました。
なので、気合を入れて自己紹介文を依頼案件用にブラッシュアップ(これまでのIT領域での業務歴をアピール)して連絡してみたところ返信がありました!
企業からの依頼の場合、継続で依頼を受けることができる可能性もありますからね!
トライアルならぬサンプル提出
企業側からの返信と同時にサンプルの提出依頼がありました。
英語→日本語ですが、語数的には1,500語くらいでした。
結構ボリュームがありますが、頑張りすぎず、何度でも再現可能なレベル感で提出してみました。
肩の力を抜いて対応できたらベストですから。
就職や転職の面接と同じで、自然体で臨んで楽に居られるところが一番居心地が良いのと似ていると思っています。
副業ですから、神経をすり減らす必要もない、と個人的には思っております。
サンプル合格! そして作業開始へ
ほどなくして、合格、ということでお仕事を頂きました。
翻訳デビューは非常に緊張しながら取り組んでいました、家で一人で作業していただけですが(笑)
個人事業主としての最初の仕事ですから気合が入ります。
金曜の夜から土曜の夜まで3時間しか睡眠をとらず(というか緊張と責任感で眠れず…)仕事をしておりました…。
起業している方って、本当に精神力があるんだと思います。
こんなプレッシャーと戦うとは…。
ある程度は慣れだとは思いますが、会社員とは全く景色が違います。
会社員であることがどれだけ恵まれているのか、この時実感しました(笑)
ちなみに、翻訳内容そのものはITに関することであり、私の超専門領域ですので割と楽でした。
やはり、専門性がある、というのは一つの武器ですね。
堀江貴文さんが言ってましたが、2つ専門があると強い(私の場合はITと英語)、と言っていたのはその通りで、今回初めて実感したかもしれません。
そんなこんなで、仕事は無事納期までに完遂、というか緊張からくる不眠によるスタートダッシュが効き、納期的には楽勝で完了させました。
ChatGPTも使いました
ちなみに翻訳にあたり、ChatGPTも活用しました。
生成AIは流暢性が優れていますので、最大限活かすにはプロンプトの使い方が肝です。
正直かな~~~~り、助けられました。
翻訳に使えるChatGPTの利用法がまとまった本がありますので、紹介します。
良かったら読んでみてください。
サンプルのプロンプトも入手できますので!
まとめ
マッチングサイトは競争率が高く、中々仕事が取れないというのが私の実感です。
ただ企業からの依頼だった場合は、今後継続案件につながる可能性もあります。
これは個人では取引が成立しないであろう企業との接点を作ってくれるマッチングサイトの最大の利点だと思います。
もちろん仲介手数料を取られますが、実績0を1にしてくれる方が価値が大きいです。
また今後は、(継続案件でご依頼いただけることを祈りつつ)今回のささやかな翻訳実績を掲げてネットで募集をしている翻訳会社のトライアルに挑戦してみようかと思います。
トライアル挑戦の経過はブログに綴っていこうかな、、、。
もし、もし、IT領域の翻訳家をお探しの企業様が当ブログをご覧になっておりましたらご連絡頂けますと嬉しいです。
是非お力添えさせていただきたく。


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