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【2025年最新版】情報処理技術者試験 高度試験 午後対策・勉強法完全ガイド(論文系)

高度6区分(論文4つスペシャリスト系2つ)の筆者が論文系の午後試験の勉強法について解説します。 情報処理技術者試験

高度試験の午後は勝ち抜きトーナメント方式であることは説明しました。

じゃあ実際に論文系はどうやって勉強していけば最短で合格できるのかについて解説します。

つまりどうやって勉強すれば確実に採点対象者の上位50%に入り続けることができるか、です。

論文系、特に午後2は採点対象者となる分母のレベルが高いです。

しっかりコツを掴んでください!

NGな勉強法

まずダメなやり方です。
(スペシャリスト系と同じ内容です すでに読んでいる方は読み飛ばしてください)

ダメというのは、時間をかける割に結果が出ないやり方という意味です。

勉強という観点では全く問題ないのですが、合格を勝ち取る意味では遠回りです。

1.テキストを買う
2.テキストを読み理解する

 (時間がかかりすぎ)
3.テキストの問題を解く
4.答え合わせをする

 (合ってた/間違った を確認して解説を読む)

これは本当に時間がかかります。

このやり方では2年やっても合格できません。

推奨の勉強方法

では、どんな勉強方法がよいかというと、

1.IPAのサイトから過去問をダウンロードする
   過去問題 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
2.何周も過去問を解く(最低6回分を3周=18回分)
3.問題の解説が自分でできるようになるまで調べる

周回を重ねる・説明できるように何度も調べる=勉強 です

午後1の具体的な勉強法(論文系)

国語の文章問題です。とてもいい問題です。


1週間かけて1問(1回分ではないです、たった1問です)に毎日取り組んでください。
(試験1か月前まで)

■過去問の解き方
 ・問題文の組織の状況を自分なりに整理する
  (ノートに組織図を書くとか)
 ・問題点を洗い出す
 ・問題点に対する改善策を考える
 ・改善後の課題(反省点と更なる改善)を考える

そこまでやってから問題を解いてみてください。
事前にまとめた問題点や改善策が出題されているのではありませんか?


そして1週間かけて練り上げた自分の答えとIPAの公式解答を比べてください。
自分に不足していた視点を確認して、もう一度問題を読み込んでください。
これをひたすら繰り返してください。

午後Ⅰ問題の問題点・改善策・改善後の課題は質が高く午後Ⅱの論文のネタにできます


実際私は試験当日に過去問を思い出して本番の論文で書いて合格しました。
(システムアーキテクトのシステム構成を複数並べる際に過去の午後1の構成・問題点・改善策をパクった)

ですので、結果的に覚えてしまうくらい繰り返してください

そうやって体で覚えた私の午後1問題の攻略法は、ざっくり言うと以下です。

・設問のキーワードから課題を確認
 →設問のキーワードの課題で確認できたキーワードを確認
 →そのキーワードから改善後の対応を確認する。

これが午後1の回答になっていることがめちゃくち多いです。

上の攻略法を再現したITストラテジストの午後1の解き方を解説した記事もありますので参考にどうぞ。

午後2の具体的な勉強法(論文系)

午後2は指定されたテーマで論文を書きます。

事前準備が全てです。

■勉強のやり方
 ・過去問を使って論文の設計書(骨子)を作る
 ・章立てを考える・骨子作成
 

 の2点が午後Ⅱの勉強です。

論文すべてを書く練習はオススメしません。

骨子を作れるようになれば、ぶっつけ本番でどうにかなりますから。

(実体験)

どうしても不安なら1度くらい書いても良いかと思いますが、骨子がきちんと作れるようになってからで十分です。

骨子の作り方はこちらの記事を参照してください!

参考書なら以下がオススメですね!

午後2の勉強で忘れてはいけないこと

実は骨子作成・論文本体の作成以外にも試験中にやることがあります。

「論述の対象とする〇〇の概要」というものです。

〇〇の部分は試験によって異なります。

プロジェクトマネージャならプロジェクトの概要だし、ITサービスマネージャならITサービスの概要、になります。

ITストラテジストなら、構想、計画策定、システム開発などの概要、です。

準備する骨子と一緒に試験前に準備しておいてください。

大した内容ではありません。
が、採点者はこのシートを確認してから論文を見ます
これは不合格かどうかを判断する第一弾ですので非常に重要です。
このシートと論文の内容が矛盾していたら即不合格ですので、本番では骨子が完成してから記入します。

以下は2017年のITストラテジストの午後2の採点講評からの引用です。
どの年度のものを見ても、どの試験区分のものを見ても、大体同じことが書いてあります

それだけこの部分だけで論文をまともに採点されずに落とされる人が毎年いるということです。

本当に大事なので注意してください!

全問に共通して、”論述の対象とする構想、計画策定、システム開発などの概要”または”論述の対象とする製品またはシステムの概要”が適切に記述されていないもの、論述内容と整合性が取れないものが目立った。これらは、評価の対象となるので、矛盾が生じないように適切な記述を心掛けてほしい。

2017h29a_st_pm2_cmnt.pdf (ipa.go.jp)

これについては以下の関連記事で詳しく説明しています。

コツを掴むと論文系試験は芋づる式で合格できます。

頑張ってください!!

高度試験取得後に実現した転職成功体験

私自身、情報処理技術者試験の高度資格を複数取得したことで、キャリアの大きな転機を迎えることができました

ITエンジニアとしてスタートし、SE、プロジェクトマネージャー、DX推進担当としての実務経験を積み、難関資格の取得とともに自らの市場価値を高めてきました。

特に、ITストラテジストやプロジェクトマネージャ試験の合格、そして英語力がアップした後には年収アップやより裁量権の大きいポジションへの転職を実現。

グローバル企業への転職にも成功しました。

転職活動では自分のスキルや知識だけでなく、高度試験合格実績が大きな武器となったことを実感しています。

実際面接でも高度試験の合格実績は面接官から触れられます。

資格は実績の裏打ちです。説得力を増す大きな材料です!

私の経歴:

  • ITエンジニア歴18年以上
  • 情報処理技術者試験 高度資格(ITストラテジスト、プロジェクトマネージャなど)取得
  • 英検1級・TOEIC875点を保持
  • 大手企業のIT企画・DX推進業務に従事
  • 国内外での実務経験あり
  • 残業月60時間&年収500万未満 → 残業ゼロ&年収1000万超

もし「次のキャリアステップに進みたい」「資格を活かして転職したい」とお考えの方には、転職エージェントの活用をおすすめします。

私もDODAをはじめ、5社くらいに登録して、色んなキャリアアドバイザーと話をしてきました。

登録して困ることは、メールが沢山くる程度です(笑)

まずは登録して、相談するところから初めてみてください。

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