「英検の二次試験、どうやってスピーキング力を伸ばせばいいんだろう…」
そんな悩みを抱えている方に向けて、今回は私のリアルな体験を通じて、オンライン英会話がどのように英検1級合格につながったのかを詳しくお伝えしたいと思います。
私は2022年2月からレアジョブ英会話を本格的にスタートしました。
それまでオンライン英会話は未経験だったのですが、英検1級の一次試験に合格した直後ということもあり、スピーキング力を伸ばす必要性を強く感じていました。
そこから12月末までの約11か月間、ほぼ毎日レッスンを受けるようにして、最終的には合計300回以上の受講を達成。
英語を話すことへの抵抗感がなくなっただけでなく、自信を持って意見を述べられるようになり、英検1級の二次試験にも見事合格することができました。
この記事では、私がどのようにしてスピーキング力を高め、モチベーションを維持し続けたのか、教材の選び方やレッスンの進め方、実際に役立った学習法などを余すことなく紹介していきます。
オンライン英会話をこれから始めようとしている方、あるいは英検の2次試験に対して壁を感じている方にとって、何かヒントになれば嬉しいです。
なぜ「レアジョブ」で英検1級対策を始めたのか
当時の私は、英検1級の一次試験に合格したばかり。リーディングやリスニングにはある程度自信があったものの、スピーキングには不安が残っていました。
英検1級の二次試験では、社会性のあるトピックに対して即興で2分間のスピーチとディスカッションを行う必要があります。
これを乗り越えるためには、ただの勉強ではなく”実践の場”が必要だと感じ、オンライン英会話の活用を決意。
中でもレアジョブを選んだのは、教材の豊富さと講師数の多さ、さらに月額費用の手頃さが決め手でした。
初回レッスンの挫折がすべての始まり
最初に選んだ教材は、英検を意識した中級レベルのカンバセーションクエスチョンでした。
英検1級の2次試験を想定して、自分が比較的話しやすそうなトピックを選び、ノートに自分の意見を英語でまとめ、フレーズや例文も事前に準備して臨みました。
予習は万全のつもりだったのですが……結果は惨敗。
講師の質問が思った以上にナチュラルな速さで、しかも想定外の方向から投げかけられたため、話すどころか聞き取ることすらままなりませんでした。
私は何度も聞き返してしまい、会話のテンポを崩してしまったことに焦り、さらに緊張が増して頭が真っ白に。
結局、準備していたフレーズもうまく使えず、単語を並べるのがやっとの状態でレッスンを終えました。
冬の寒い日だったにもかかわらず、レッスン終了後には汗をかいていたほどの緊張感。
改めて、自分のスピーキング力の弱さと、実践不足を痛感しました。
“あ、自分はまだまだなんだ”と認めるしかありませんでした。
でもこの気づきこそが、私のスピーキング強化の原点となりました。
教材選びと講師選びがカギだった
開始1週間は、さまざまな教材を試しました。
- 実用英会話
- カンバセーションクエスチョン
- Weekly News Article
この時期の目的は「自分に合った教材と講師を探すこと」。
そんな中、偶然にも相性の良い講師と出会えました。
彼とは1年間、週1で継続してレッスンを受ける(人気講師でなかなか予約が取れず…)ことに。
講師との信頼関係ができると、レッスンが”楽しみ”に変わります。
私はその先生のYouTubeチャンネルにもコメント(YouTuberだった笑)し、英語だけでなく学びのモチベーションも一緒に育ててもらいました。
レアジョブ初心者におすすめの4ステップ
- Daily News Articleが特におすすめ
- 自己紹介は講師の表現を参考にアップデート
- レッスン前に予習、発話練習をしっかりと
- 復習には録画機能を活用して効果を倍増
体験談)初めてDaily News Articleを受けたとき、正直ボロボロでした。
講師が英語で質問をしてくれるんですが、途中で聞き取れたのは2割くらい。
何度も聞き返したのを今でも覚えてます(笑)
しかもその後、「じゃあ今の内容を英語で要約してみて」と。
いや、ちょっと待って…全然わからなかったのに!?
ってパニックになりつつも、なんとか単語を並べて答えました。
もちろん、文法はめちゃくちゃ。
講師は優しく頷いてくれましたが、レッスンが終わった後、めちゃくちゃ落ち込みました。
「やっぱ自分には無理かも…」
一瞬、そう思いました。
でも、それから1か月、毎回録画を見返して復習して、次第に聞き取れる割合、話せる内容が増えてきたんです。
3か月後、同じような記事でも要約も、ディスカッションも、自然体でできるようになってました。
あの日、逃げなかった自分に「よく頑張った」と言いたいです。
もちろん、嫌な講師もいて露骨に嫌な顔をするやつもいます。そんなやつは非表示機能を使ってブロックすればよいだけで、フィーリングの合う講師に必ず巡り合えますから、とにかく続けてみてください!
Daily News Article レッスンの進み方|予習・実践・復習の流れ
Daily News Article の予習のコツ
- Viewpoint Discussion の回答は必ず準備
- 本文要約では自分の言葉で要点をまとめる練習
- 単語や構文の疑問は都度講師に質問を
予習は、最低でもViewpoint Discussionの答えを準備しておくくらいは取り組んでおいてください。

これがこの教材のメインパートですので、ここで考えたりするのはもったいないです。
余談ですが、英検1級や準1級の面接と似てます(笑)
【レッスンの進み方(ポイントのみ)】
・Article
読み上げ+理解度チェックです。
講師から、2~3段落ずつ(part by part)読むか?それとも全部一気に読むか?と聞かれます。
自信がなければ迷わずpart by part と言いましょう。
そして、part単位(3パートあります)に講師から理解度チェックとして質問があります。
つまり、3回の質問があります。
わからない単語の意味やニュアンスなどがあれば、いつでも大丈夫なので積極的に聞いてみましょう。
・(時間や講師によって)本文要約
「What is the article about?」と言われることがあります。
意味は、本文を要約して、ってことです。
自分の言葉で理解した内容を伝えてみましょう。
本文の言葉はできるだけ引用しないように練習すると英語力が増しますので、チャレンジしてみてください。
・Viewpoint Discussion
予習した内容をぶつけてください!
Daily News Articleで英検1級の壁を突破
レベルアップとともに、使用する教材もステップアップしていきました。
ある日、複数の講師から「あなたにはWeekly Newsは簡単すぎる」と言われたのをきっかけに、思い切って人気教材「Daily News Article」に切り替えることにしました。
この教材は、実際のニュース記事をベースにしたディスカッション形式のレッスンで、内容も語彙も難易度が高く、英検1級の二次試験対策として非常に優れた構成になっています。
記事を読みながら重要単語を確認し、内容を要約し、最後にディスカッションを行うという流れで、自然と読解力・要約力・発信力が養われます。
特に「Viewpoint Discussion」というパートでは、自分の立場や意見を英語で述べ、講師が意図的に反論をしてくるのに対して、それに再反論するという訓練が組み込まれており、これが非常に効果的でした。
この練習によって、ただ意見を言うだけでなく、即座に論理的に切り返す力が身につきました。
英検1級の二次試験本番でも、提示された社会問題に対しその場で意見を述べ、試験官との応答を重ねる形式であるため、「あれ?これ、普段Daily Newsでやってることと同じじゃん」と感じ、落ち着いて対応することができました。
実際の面接官とのやりとりも、まるで日頃の講師とのディスカッションの延長のように感じられ、試験独特の緊張感が和らいだのを今でも鮮明に覚えています。
成長を実感したスピーキングテスト
レアジョブでは月に1回、スピーキングテストを無料で受けることができます。
初回(2022年2月)は、CEFR A2 High(レベル5)という評価。 “英検1級を受けるにはまだまだだな…”と再認識。
それでも学習を続け、翌月にはB1 High(レベル7)まで一気にアップ。
その後、一時的なスコアの低下や停滞期もありましたが、講師のフィードバックや録画を活用して着実に力をつけていきました。
受験日 | CEFR準拠 Level | RareJob Level | Range | Accuracy | Fluency | Interaction | Coherence | Phonology |
2022-02-07 | A2 High | 5 | A2 | A2 | B1 | A2 | B1 | B1 |
2022-03-21 | B1 High | 7 | B2 and above | A2 | B1 | A2 | B2 and above | B1 |
2022-05-28 | B1 | 6 | B2 and above | A2 | B2 and above | B1 | B1 | B1 |
2022-06-18 | B1 | 6 | B2 and above | B1 | B2 and above | A2 | B1 | B1 |
2022-07-30 | B1 High | 7 | B2 and above | B1 | B2 and above | B1 | B1 | B1 |
2022-08-27 | B1 High | 7 | B2 and above | B1 | B2 and above | A2 | B1 | B2 and above |
2022-12-31 | B1 High | 7 | B2 and above | B1 | B2 and above | B1 | B2 and above | B1 |
復習と継続こそが最強の武器
私が最も意識していたのが「録画の活用」です。
毎回のレッスンを録画し、自分の発言ややり取りを客観的に見返すことで、自分では気づきにくい癖や課題を浮き彫りにすることができました。
例えば、発音が曖昧な単語や、話しながら無意識に繰り返してしまう表現、質問に対して即答できずに詰まる場面など、録画を通して冷静に分析することが可能になります。
特に、録画を倍速で再生したり、何度も繰り返し再生することで、自分の弱点をより効率的に把握しやすくなりました。
録音では気づけなかったイントネーションや、相手の質問を聞き逃していた箇所にも気づくようになり、徐々に「聞く力」も鍛えられていったと思います。
また、定期的にスピーキングテストを受けて、自分のレベルを数値として把握することで、成長を可視化できました。
成績が停滞している時期でも、「前回よりこの項目は上がっている」と確認できると、継続のモチベーションにつながります。小さな成長を見逃さずに喜べるようになると、学習そのものが楽しくなってきます。
そして何より、「英語を話すのが楽しい!」と感じられるようになったことが、学習を長く続けられた一番の理由です。
録画を通して自分の成長が目に見えることで、英会話そのものが”挑戦の場”から”楽しみな時間”へと変わっていったのです。
更に、同じ教材を繰り返すことも継続の秘訣です。
オンライン英会話の継続のコツはこちらの記事でも紹介していますので、是非参考にしてください。
英語力アップが人生を変える第一歩に
レアジョブを通して英語力を鍛えたことは、英検1級合格という大きな成果にとどまりませんでした。
それ以上に、英語を「使える」実力が身についたことで、自分のキャリアにも大きな変化が生まれました。実際、英語力を武器に転職活動を進めることができ、グローバル企業への転職にも成功。
その結果として、現在は定期的に海外出張を任されるようなポジションで年収も1000万を超えております。
これは以前の自分には考えられなかったことです。
以前は「英語を使う仕事は自分には無理」と思い込んでいましたが、スピーキングを中心としたアウトプットのトレーニングを続けたことで、いつの間にか英語に対する苦手意識が完全に消えていました。
特に、毎日のように英語で話す機会があったことで、リスニング力やリーディング力も自然と鍛えられました。「話す」力がついたことで、「聞く」「読む」もセットで向上していったのです。
結果として、英語を「勉強するもの」ではなく、「使うもの」として捉えられるようになったのが、私にとって最も大きな成果だったと思います。
まとめ|まずは無料体験レッスンから始めてみよう
英検1級を目指すのであれば、スピーキング力の強化は避けて通れない大きな課題です。
1次試験は筆記とリスニングが中心ですが、2次試験では「その場で英語で意見を述べ、質疑応答をこなす」という高度なコミュニケーション力が問われます。
この壁を越えるためには、日常的に英語をアウトプットする環境を作ることがとても重要です。
その点で、オンライン英会話の活用は非常に効果的です。
レッスンという形で“実践の場”を日々の生活に取り入れることで、自然と話す力が鍛えられ、自信につながっていきます。
私自身、最初はうまくいかないことばかりでしたし、レッスン中に落ち込んだことも何度もありました。
しかし、それでも続けていくうちに確実に成果が現れ、最終的には英検1級の二次試験に合格するまでにスピーキング力を伸ばすことができました。
レアジョブでは、7日間の無料体験レッスンを誰でも受けることができます。
教材の内容は事前に確認でき、講師も自由に選べるため、自分の学習スタイルに合った環境を気軽に試せるのが魅力です。
「まずは1回、話してみる」——その一歩が、あなたの英語力を飛躍的に成長させるきっかけになるはずです。
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