英語翻訳の副業を始めてみた体験談
英語 翻訳を副業にしたい」と思ったことはありますか?本業はITエンジニアの私が、未経験から企業案件を受注して英語翻訳副業を始めた実体験をお届けします。
「英語の翻訳って、プロの仕事でしょ?」と思っていた私ですが、実はご縁があり、副業としてIT関連の英語翻訳を企業から直接受注することができました。
本記事では、私がどのようにして翻訳副業の世界に足を踏み入れたのか、そのきっかけや過程、実際の案件での経験、そして翻訳におけるChatGPTの活用法までを詳しく紹介します。
同じように翻訳副業を始めてみたいと考えている方にとって、何かのヒントや参考になれば嬉しいです。
英語翻訳×ITの副業に強みを活かすプロフィール
- 英検1級、TOEIC875点取得
- ITエンジニアとして18年以上の実務経験あり
- ネットワーク、セキュリティ、クラウドなどのIT資格多数
- 海外出張や英語での会議、資料作成の実績多数
翻訳家としては、いわゆるネイティブ並みの英語力があるわけではありません。
それでも私が評価されたのは、やはり「ITの専門知識があり、それを英語で理解・説明できる」という点。
このような専門性+英語力の掛け合わせが、翻訳副業の世界で思った以上に武器になるのだと実感しました。
英語翻訳副業の始め方:王道ルートとは?
一般的に、翻訳家として活動を始めるには次のようなステップが基本です:
- 翻訳会社が実施している「トライアル(試験)」を受験し合格する
- 合格後、翻訳者として翻訳会社に登録される
- 翻訳会社を通じて案件の紹介を受ける
ただし、このルートにはひとつ大きなハードルがあります。それは「実績ゼロでは案件を振ってもらえない」ケースが多いということです。
今回私がデビューすることができたのは、実はこの王道ルートとは異なる方法でした。
今後はトライアルにも挑戦する予定ですが、まずは実務経験を積むために別の道を選んだという形です。
※また、翻訳スキルを伸ばしたい方や、翻訳副業に本気で取り組みたい方には「アメリア(Amelia)」の活用がおすすめです。
アメリアは翻訳者向けの情報サイトで、求人情報、翻訳スキルアップ教材、業界最新情報などが満載。私も登録しており、トライアル情報のチェックや案件応募に活用しています。
副業で翻訳を始めたい方は、まずは登録だけでもしておくとチャンスを逃しにくくなります。
翻訳副業で企業案件を獲得できた理由と経緯
私が使っていたのは「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイト。登録は無料で、誰でも簡単に仕事を検索・応募できる点が魅力です。
ただ、こうしたサイトで個人が出す案件は価格競争になりやすく、翻訳未経験者が受注するのはかなり厳しいのが実情でした。
私も何件か応募してみたものの、返信がまったくないことも多く、次第に気持ちが萎えていきました。
そんなとき、ある企業と思われるアカウントが「IT翻訳者募集」の案件を出しているのを発見。自分のIT経験が活かせそうだったので、自己PRを全面的に見直し、意気込んで応募してみました。
その結果、返信をいただくことができ、サンプル提出の依頼へと進んでいきました。
英語翻訳副業のサンプル提出で意識したこと
企業から依頼されたのは、英語→日本語の翻訳サンプル。分量は約1,500語で、内容はクラウド系IT技術に関するものでした。
「気合を入れすぎて疲弊するのではなく、何度でも同じ品質で出せるレベルで仕上げる」を意識して取り組みました。
副業は継続が命。精神的に負担が大きすぎると続けられなくなるため、ほどよい緊張感と、無理のない範囲で力を出せるスタンスが理想だと思っています。
副業とはいえ、お金をいただく以上プロ意識は必要。でも、ガチガチに構える必要はないというのが私の持論です。
英語翻訳副業の初案件に挑戦!在宅でのデビューの実際
提出したサンプルが無事合格となり、正式にお仕事をいただくことができました。
翻訳家としての「デビュー戦」。作業場所は自宅なのに、ものすごい緊張感(笑)
とはいえ、内容は得意なIT分野だったため、用語の理解や文章構成も比較的スムーズでした。
金曜の夜から土曜の夜まで、ほぼ徹夜で作業をしてしまいましたが、それも最初の一歩ならではの気合いだったと思います。
このとき痛感したのは、「会社員とはまったく違うプレッシャーの世界に来たな」ということ。
でも、自分の得意分野で勝負できるというのは、とても大きな安心材料にもなりました。
ChatGPTの活用術:翻訳副業での使い方とは?
翻訳作業中には、ChatGPTも積極的に活用しました。
特に、文法的な正確性や語尾の揃い方、表現の揺れなどをチェックする目的で使っています。
「翻訳チェッカー」「校正者」としての役割を担ってもらうイメージです。
プロンプトの設計次第で、非常に強力なツールになります。英語翻訳を副業にするなら、ChatGPTの使いこなしも武器のひとつです。
参考になりそうな書籍もありますので、気になる方はチェックしてみてください。
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英語翻訳副業の現実と展望:クラウドソーシングと企業案件の違い
私自身の実感として、クラウドソーシングは仕事を得るのがかなり厳しいです。
ただ、企業案件は一度つながれば継続的な依頼につながる可能性があり、翻訳副業としての安定感は大きいと感じました。
もちろん、マッチングサイト経由では手数料が取られるというデメリットもありますが、実績ゼロの人間にとって「最初の1件」がどれほど貴重かを考えれば、十分に価値があります。
今回の経験を活かし、今後は翻訳会社のトライアルにも挑戦してみようと考えています。
その過程も、このブログで発信していけたらと思います。
IT英語翻訳のご依頼、お待ちしています!
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IT分野×英語という掛け算で、専門的な内容もスムーズに翻訳・対応可能です。
副業とはいえ、誠実に、丁寧に取り組ませていただきます!
よくある質問(FAQ)
Q1. 英語翻訳の副業は未経験でも始められますか?
A. はい、専門性があれば未経験でも始められます。特にITや医療など特定の分野に強い人は、英語力と掛け合わせて副業として活躍しやすいです。
Q2. 翻訳副業の収入はどれくらいですか?
A. 案件によりますが、英日翻訳で1文字2〜5円程度が相場です。企業案件では継続報酬や高単価が見込める場合もあります。
Q3. 翻訳会社のトライアルは難しいですか?
A. 内容によりますが、一般的にかなり厳しく、専門用語や表現力が求められます。実績があると通過しやすくなります。
Q4. ChatGPTは副業翻訳に使えますか?
A. 校正やチェックには非常に便利です。ただし、最終的な品質は人間が責任を持って確認することが前提です。
Q5. どんな人が翻訳副業に向いていますか?
A. コツコツと地道な作業が得意な人、専門性を持っている人、自分で学びながら仕事を進められる人が向いています。


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